いつも寝落ちるのに2秒かからない、そして朝まで不用には目覚めない、そんなトラブル知らずの私の睡眠事情。
でも、一年に数回ほどある、なんとなーく眠れない日。
最近そんな珍しい夜があったのは数週間前のこと。。。
たぶん真夜中の頃、なんとなーく目が覚めたと思ったけど、たぶんあれは庭から聞きなれない音が聞こえていたからだと思う。
目覚めてもきっとすぐ眠るだろうと、はじめは音の事なんて気にしなかったけど、、、やっぱりしばらくなんとなく眠れない。
そこで気づいた庭から聞こえてくるかすかな音。
リスか野良猫かが、お隣さんとの境の繁みを行き来してるのかな、、、
庭にぶら下げてる竹製ウィンドチャイムが、風でカランカランコトコトいってんのかな、、、
でも、風吹いてないし、、、やっぱリスか何かがウィンドチャイムで遊んでんのかな、、、
しかしリスにしてはこんな時間に珍しい、、、
音の聞こえてくる方向がちょっと違うような、、、
もしかしてご近所さんが、真夜中に庭の手入れでもしてんのか、、、
それにしても、ずーっとカランカランコトコトいってるなー、、、
あ、動物だったら、夫の盆栽コレクションに悪戯されてたら大変だ!、、、
・・・お。夫も音に気付いたか、モゴモゴ動き始めた。
という具合の、眠れぬ思考の経緯で、夫を起こし庭側に面したベッドルームの窓から外の様子を観察してもらう。
起き抜けのシパシパした目を凝らし暗闇の庭を見つめる夫。
すると、なんと・・・
「鹿がケンカしてる」
えぇ!?と私も、物音立てないよう静かに飛び起きて(だって、もしも音で鹿が逃げたらケンカ見逃す!)、窓から外を覗いてみると、ホントホント、息子の砂場の横で2頭の牡鹿がやりあってる。
~~~とっさのことで、写真撮ってなくて残念。。。あとは、ご想像ください。~~~
鹿ってなんて鳴くのか知らんが、
アー、とも、ウー、とも言うこと無く、ひたすら互いに角を振り回し相手の角とこすり合わせ攻撃し振り払いながら、ずっとそこで。
カランカランコトコトというのは、2頭の角がぶつかりあう音だったのか。。。
すると、キッチンの方へ向かった夫。
庭に面したお勝手口から、エアガンで真夜に乾いた一発を打ちならす。
牡鹿達は一瞬静止しお勝手口の夫を見ていたけど、その後すぐ繁みの方へ退散。
「鹿には悪いけど、ケンカらなよそでしてもらわないと。エキサイトして俺の盆栽がやられちゃ大変だ。」と夫がベッドルームに戻って来た。
そうたとえ鹿でも、暴れると周りはダメージするからね。運転中に飛び出されると、車の方が負傷するくらいだし。
秋は、夕暮れの薄暗い時間が早くやって来るし、朝夕の薄暗い時間帯には冬に備える鹿たちが蓄え求めて辺りを闊歩しているので、運転も要注意。
しかし、珍しいものを見たもんだと、ちょっと脳ミソが興奮気味だったけど、ベッドに入ればいつもの2秒ルール。その後は朝までぐっすり。
それからというもの、あの牡鹿達はまた庭にやってくるかな?と思っていたけど、今のところ我が家敷地を舞台とした再対決は行われていないもよう。
(朝まで熟睡なので、気づいてないだけかもしれないけど。少なくとも庭に損傷の形跡はない。)
エアガンで一旦強制ドローとしてしまった一戦。その後どこかで勝者が決まったのだろうか。。。