たちまちWASABI

NYC郊外暮らしラプソディ~アートと自然と一緒に

鳥バトル、リスの暴動、冷や汁

息子が鳥を見て楽しめるようにと、リビングの窓の外にはバードフィーダー(鳥のエサ入れ)を吊るしているのですけど、最近ここが戦場となりつつある。

もともと、エサが少ない寒い時期に、小鳥たちがやって来るといいなとバードフィーダーを置いており、今のような食べ物が見つけやすい暖かい時期には「自力でエサ見つけられるよね、鳥さん」と、エサは置かないつもりでいました。
でも、「ダディ、エサがLOWになって(残り少なくなって)きたよ」と重箱の隅をつつくように言ってくるちびっ子がいるもので、まぁ...せっかく我が子も鳥が来るのを楽しみにしているのなら...と、今でもフィーダーに餌を補充しているのです。

現在補充しているエサは少し前までのと違って、虫のたんぱく質も配合されたタイプ。
安くて(この場合タダなんだけど)旨いものが食べられる場所の情報は、人間に限らず"鳥界"でも口コミで広がるうようで、意図した以上の鳥がフィーダーに集まるようなりました。

しかし、うちのフィーダーは「小さい鳥専用のつくり」なので、ちょっと大きめの鳥が来るとエサが得られません。
フィーダーには、エサをついばむ時に鳥がとまってしがみつくバーがついており、そこに一定以上の重さの鳥がしがみつくと、バーが押し下げられてエサが出てくる穴に蓋が閉まる構造のため、小さい鳥にしかエサがやられないようになっているのです。

しかし、それにもめげず(気づかず)やってくる大きめの鳥達は、エサを楽しむ小さい鳥達を威嚇して追い払い、力尽くで食べ物にありつこうとします。最近では小鳥達も威嚇に負けじと対抗するようになったおかげで、フィーダー周りでバトルが繰り広げられています。

そこに追い打ちをかけるように、やっかいなのがやって来た...
窓に影、ガタガタゴソゴソと嫌な音もする。

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一昨日の投稿と間違い探しのような写真


ズームイン。。。

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リス、網戸にしがみつくの図。
アパート敷地にいる、人間に慣れたリスです。窓のすぐこちらから接写する私に気づいても全く動じずこの様子。
フィーダーのエサを狙うも、もちろん体が重すぎてエサの蓋が閉まり食べられない。それでも毎日やって来る執念深さ。

玄関ライトをいじってみたり、フィーダー近くにぶら下げた風鈴を触ったりもするもんだから、「コラッ!」とこちらも窓を叩いて追い払おうとするけど、日に日に図々しさは増してこのありさまです。

暑いこの時期、日中にエアコンをかけて窓を閉め切っている時はまだ良いけど、窓を開けている時に網戸を破られたりしようものなら、誤ってリスが家の中に落下の可能性もあるし、そこにうっかり息子が居合わせたら危険。
(一昨年だったか...完全に閉まっていなかったお勝手口からリスが家に入り込んで来て、ダイニングで大捕物となったこともあった。)

日本人の感覚からすると、童話に出てくるような小動物のリスに「かわいい」イメージがありますが(実際、庭や木にいる姿を見るのにはかわいいです)、こちらでは害獣とされています。
稀に狂犬病(Rabies)に感染しているものもいるし、野生動物ですからどんな菌を持っているかも分からないため、万が一噛まれる引っ掻かれるなどすると大変。
在NY日本領事館の情報

www.ny.us.emb-japan.go.jp

見た目はかわいくても、人に慣れていても野生動物なので、近づきすぎず刺激しないようにするのが良いです。



さて、、、
日中はエアコン、閉め切った窓にはリスがツメを立てる音。
こんな日はサラッと冷たく食べられる物がいいなと思い、初めて「冷や汁」というものを作ってみました。

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庭のトマト&バジルとモッツアレラでカプレーゼっぽいサラダと、スイートコーンを添えて夏っぽく

あると便利かな、とストックしておいたサバの水煮缶が役に立ちました。
庭で育ちざかりのキュウリも使い、青じそもたくさん摘んで来てたっぷり乗せて♪


鳥の戦い、アグレッシブなリス、冷や汁のディナー...
今年の夏の思い出がまた増えました。

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