たちまちWASABI

NYC郊外暮らしラプソディ~アートと自然と一緒に

渡米記念日

2012年の今日、日本を出発してアメリカにやって来ました。
時差があるので厳密には明日の到着...かな?しかし、今日でちょうどアメリカ在住8年です。

アメリカの大学へ留学するために学生ビザを持っての渡米でした。
はじめの2年はロックランド郡のコミュニティカレッジに通い、その後NYCのFITへ編入して更に2年後に学士を得て卒業。
それぞれの時々で、勉強が大変だったり、言葉の壁にぶつかったり(これは今でもざらにある)、と色々あるけど... 今のところ「結果オーライ」で良いようになってきたと思っています♪

30歳過ぎて日本での仕事も辞めての渡米だったので、言ってみれば人生の方向転換的なかんじの事かもしれません。
「転機」というような言葉で言う人もいるのかも。
でも、自分ではあんまりそんな風に思っていなくて... もともと若い10代の頃にも留学に興味があった(でもその時は実現せず)からかもしれないけど、いつかはやりたいと心のどこかで思っていた事が実現できるタイミングがこの時になった、というかんじです。
なので、自分の生きている道筋はいつもわりと真っすぐ1本。そこに色んな事を巻き込んでいきているイメージ(←なんと自己中心的な!笑)

日本を出る事を家族や知人などの身の回りの人達に話した時は、ほぼみんなが「それはいいね!」とポジティブな反応でした。
ただ、中にはたしか数人ほど「仕事を辞めてまで今さら留学なんかしてどうするの?その後の仕事は?」と、支持とは反対の言葉をくれた人もあり。
当時は心の中で「そんなの気にしなーい!」と突っぱねて出て来て... 今でも基本的にはそう思っているけど(笑)、大学卒業で留学生という肩書が終わり、こちらで仕事をしながら家族を持って生きていく人になってからは、あのネガティブとも思えた言葉を発したくなる気持ちも理解できるようになりました。。。

渡米後、学業や生活のこと、個人的な目標など、思い描いたようになった事もあれば、まだ実現できていない事もあります。
何かにつけて"遅咲き"なタイプと思っているので(笑)焦らずまだまだこれからなのですが...

私、何のきっかけでだったか忘れちゃったけど、20代前半に吐いた言葉で自分でも「こりゃ名言だわ♪」と思っている一言があります。それは~

『人は皆、出会った瞬間から別れに向かって時を刻んでいく。』

これ、人からは「えー!そんな悲しいこと言わないでよ!」とよく言われたもんです(笑)

でも、結局はみんなそういうことな気がします。
友達も家族もパートナーも、我が子だって、出会ってしまったからにはいつかは「さよなら」する日が必ず来る。
恋愛の『別れ』のようなものやお引越しなんかの物理的な『別れ』から、死での『別れ』も。
いつになるかは分からなくても、それに向かって進んで行っているのは確かです。

だからこそ、人との出会いや時間を大切にして、また自分が出会えているこの”いつ終わるか分かんない自分の人生"も大事にしていかなきゃ、と思います。


そうすると、「遅咲きなので」なんて呑気な事は言っていられないもんだと、、、この歳になって気が付きました、やっと。
いつも興味関心ややりたい事がたくさんある欲張り屋なので、そのうちのどれだけが思うように実現できるか... そう思うと先が楽しみです♪


8年前、家族・知人が、日本を発つ私にかけてくれた激励の言葉は、今でもずっと支えになっています。
こんなにたくさんの人達に応援してもらいながらこっちにやって来たという事実に、「まだまだもっと頑張ってみよ♪」と思わされるのです。


今日も、8年前にNYへ到着した時と同じ、暑い青空の一日でした。

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今夜からストーム接近でお天気が崩れ、明日は荒れるようです。

晴れもあれば嵐の日もある。
雨も、庭の野菜を植えるようになってからはありがたい恵み♪

そんな具合で、これからのアメリカ生活も日々を大事に暮らしていこうと思った、8回目の渡米記念日でした。

 

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