、地質学博物館とでも呼ぶのかな。
長い年月の中で何度も繰り返される自然環境の変化の度に、海底に砂が堆積し、石灰質が堆積し、砂が、石灰質が…を繰り返し層を成し、その海底が近く変動によって隆起。
氷河時代には一面氷で覆われ、形成された氷山がまた再び長い年月をかけての気温の上下でゆっくりゆっくりと動き、また戻り、また動き…を繰り返すうち、地面がガリガリと削られ、、、
その削られた場所が落差100メートル以上の細く深い谷となり水が溜まったのが、カユガ湖を一つに数えるフィンガーレイクスになりました。
イサカのあたりには、滝の名所が多いのもそのため。
今回は行かなかったけど、以前に訪れた滝(↓のリンク)は、それぞれ異なる地形で趣が違いながら、どこも迫力の絶景です。
さて、ここはイサカの古生物学研究所が開いている博物館。
先カンブリア時代から順を追って、模型や実際の化石などの展示で各時代とそれぞれの時を生きた生物が紹介されています。
地質学の知識が全くないので地質に関する用語が難解だったけど、子供から楽しめる博物館なだけあり、展示はとても見やすく、カラフルなビジュアルで図鑑を見ているようなかんじ。
展示に関連するクイズや絵本が置かれたコーナーや、模型や化石を触って楽しめるものもあり、子供の(大人も)興味をひく展示が点在していました。
昔、小学生だったか、「カブトガニの一生」という話が国語の教科書にあったのを思い出す。
キミだったのね。
子供の頃は、こういうサイエンス系にあまり興味が無かったのに、大人になるにつれて好きになってきた気がします。
「へぇー、そうなんだ♪」が楽しい。
息子がもう少し大きくなったら、もう一回行ってみたいなと思う博物館でした。
☆合間時間にちびちびと連載しているイサカ夏旅。あとちょっとだけお付き合いを♪
次回は、帰路に寄り道の話