たちまちWASABI

NYC郊外暮らしラプソディ~アートと自然と一緒に

電車のドア、とんだcoincidence、そして貼り紙

新幹線が、、、ドア開いたまま走行しちゃったんですって?

先日、日本のニュースで見ました。

 

高性能と安全性を誇る日本のbullet train – SHINKANSENに、そんなことがあったのかぁ。

 

うちの2歳になった息子、蒸気機関車を経て現在は新幹線が大好きな小さな「鉄ちゃん」で、この度ドアを開けたまま走ったという「はやぶさ」は、いま彼が唯一名前を言える新幹線です。

ニュースを眺める私の横で、そのグリーンの車体を見ては「ハヤブサ!」(イッチョ前に「ブ」にアクセント付きのイングリッシュスピーカー訛りで)と息子は喜んでいたのだけれど。。。

 

このニュースを聞いて私はとても驚きました。

 

実はその前日、NYC⇔郊外を走る、New Jersey Transitという電車(私も通勤で利用している)で同じようなことが起きて、ちょうど職場や家でその話をしていたのと時を同じくして聞いたニュースだったから。

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New Jersey Transitのは…

電車が駅に停車した際、誤ってプラットホームと逆側の車両ドアが一斉に開き、乗客が線路側に落下してしまったという出来事。

車掌さんが、間違った方向のドアを開けてしまったんだと。

いくら駅で停車中とはいえ、落ちた線路は通過列車が走ることもあるので、大惨事にだってなりかねない。

でもこれ、なにも今回が初めての事じゃなく、これまでにもドアが誤って開いたことあるんです。

 

New Jersey Transitは、車内で車掌さんが切符の確認に回って来るのだけど、混んだ車内でドアに寄り掛かって立つ乗客に対し、車掌さんが「俺ならドアには寄り掛からないぞ。何があるか分かんないからなー。」と言うのを聞いたことがある。

 

半分冗談ぽく言ってはいたけど、ホント、、、シャレにならないから。

 

日頃から通勤でこの電車を利用していると、ドアが逆に「開かない」とか、雨漏りするとか、、、色んなボロを日常的に見ているわけです。

なので、私はドアなんて信用できないので、絶対に寄り掛からない。いつ間違って開いてもおかしくないと思うから。

 

と、こんなことがあった直後に新幹線のドアの話を聞いたので、あまりの偶発的なことに余計にびっくりしました。

日本の新幹線の件は、けが人などが出なくてよかったですね。

鉄道会社は謝罪し、再発の無いよう徹底するというようなコメントを出しているとか。

 

一方、事故の常連New Jersey Transitは、誤作動は人的ミスでのものと認め、線路に落ちた人のけがは軽いものだった、と言っている。

 

比べるのは間違いだけど、、、ね、同じ「ドア開いた」でも鉄道会社の対応には大きな差があるようです。

 

 

・・・なんて思っていた昨日、
またNew Jersey Transit絡みの不思議なものを見つけました。
電車を降りてバスを待つため駅のベンチに座っていると、目の前を清掃員のおじちゃんとおばちゃんが歩いて行った。なぜか、私の背後の壁と私を見ながら、少し立ち止まって喋っていたけどスペイン語だったのでよく分からない。

気のせいかな、でも気になる・・・

なので、背後の壁を見てみると手描きの貼り紙。

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「え!ベンチがペンキ塗りたてだった!?」と焦りながら、さらによく見る・・・

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「New Jersey Transitはこのあたりの毒蛇をどうにかしろ」と。

 

蛇の場合「毒」はtoxicじゃなくてvenomousだ…
は、さておき、取り敢えず起立、そしてここから離れた場所でバスを待ちました。


あたりを見ると、隣のベンチにも、そのまた隣のベンチにも、同じものが貼ってある。

ここ毒蛇が出るの?
蛇って実は何かの例え?
よくマリファナ臭することあるからそれの苦情(だからvenomousじゃなくて敢えてtoxic)??
もしかして、そもそも問題事が多いNew Jersey Transitへの嫌がらせ???

本当の事は分かりません。
また来週の通勤時に見てみます。本当に毒蛇が出るということでなければ良いのだけど。