私：ねぇねぇ、ジーザスを表すマークに魚の形があるじゃん。あれ何で魚か知ってる？
夫：知ってるよ。色々言われはあるみたいだけどね。
私：そうなんだ。最近読んでた本に書いてあったのは、ギリシャ語でジーザスのことを表す言葉があって、そそれは複数の単語で構成されてて、各単語の頭文字を順に並べると、ギリシャ語の「魚」って意味になるらしいね。知らんかったわ～。
夫：それに、かつてのキリスト教信者は、あの魚のマークを暗号のように使ってたらしいよ。その昔、キリスト教が世の中から抑圧されていた時代には、おおっぴらに信者だと知られると身の危険があったらしい。なので、出会う相手がキリスト教信者かどうか＝その人に自分が信者であることを知られても危険ではないか、又は同じキリスト教信者かどうか、を確認するために魚マークが使われたとも言われてるよ。
私：へぇー。で、どうやって？
夫：足で弧を描くように、地面に半円の線を描く。相手がそれが何か分かっていれば＝同じキリスト教信者であれば、そこに足すように逆向きの半円を描き、それが魚のマークになる。キリスト教信者同士が分かる暗号のようなもんよね。
私：なるほどね。
夫：話してる途中に足で地面に線を描くぐらいならたいした”そぶり”じゃないから、相手がクリスチャンじゃなくても怪しまれないということみたい。
と、そんな話をする我が家はクリスチャンでもなんでもないんだけども。。。
そういえば、私達が出会った頃に夫が乗っていた車（間もなくして”お釈迦”になった）に貼ってあったジーザスフィッシュ。
一番のお気に入りは、一番手前の”CTHULHU FISH”
彼が好きな小説家の一人、H.P.ラブクラフトの作品に登場する、神のようなパワーを持った架空のキャラクター”クトゥルフ”での洒落バージョン。
そういえば、、、今週末の日曜日はイースター。キリストの復活を祝う日。
お天気もいまいちゆえ室内で過ごしていた今朝の、外出禁止令中のたわいない我が家のジーザスフィッシュについての会話をこうしてブログに書きながら「そうか、もうイースターか」と思い出した。
今年はコロナの影響で、教会へ集まるとか、子供を集めての「イースターエッグハンティング」は無しの、いつもと違ったホリデーになるんだなぁ。。。
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