コロナのロックダウンが始まって以来、我が家の食料品＆生活用品の調達は、ほぼ夫が一人で買い物に行ってくれている。
必要な物があれば、冷蔵庫にくっ付けた小さいホワイトボードにメモするというアナログ方式で買い物リストを作り、それをもとに夫が買い出しするのも板についた。
どうしても私が自分で買いに行きたいものがあれば出かけるけど、まずは「夫ヒトリ」の外出で事足りているかんじ。
それに、コロナの影響を年代別で見ると、これまで比較的"大丈夫"だろうと思っていた子供達に、川崎病に似た症状がみられる例がNYで多く出ていると聞くと...息子と家にいる方が良いと思うので。
そんな夫の買い物、はじめの頃は買って来てほしいものを一つ残らず全て書いたリストを渡していたのだけど、、、
最近はもうやめた。
だって、食料品の買い物が好きな夫は、それ以上に色んな物を買ってきてくれるから。
「これもあると良いと思ったから買っておいたよ♪」「これ好きでしょ、買ってきた♪」と、色々考えて買って来てくれるのはとてもありがたいのだけど、、、
それゆえに、そしてこんな時に、店の外やレジで列に並んで買い物をして来てくれるのだから、、、
「これ、要らないよ。頼んでないのにー。」なんて言えん。
そして、想定外に買い込まれた食材でもムダにするのは勿体ないので、完全消費か冷凍作戦での全品処理を目指し、「どうにか捌けさせないと」と頑張る羽目になる。
気分は...『テトリス』みたな。
どんどん降って来る食材。調理・処理して１段、２段、とうまく消していかないと、積もって停滞してどうしようもなくなる。
なので、買い物リストは半分くらいに留めておく方法をとることにした。
絶対に必要な物だけリストにのせて、あとはオマカセ。（←オマカセってのもけっこう賭けだけど。）
もともと我が家は「作りたいものに合わせて買い物」することは殆ど無く、「適当に買っておいてそれで何か作る」ので、どうにかなるだろうと。
今のところはこれで回っている。
でも、、、それでも、『テトリス』を感じることはある。
例えば、
気候が良いのか、家庭菜園のレタスがのび放題
×
夫が買って来たマッシュルームが、えらくデカいパックだった
×
アボカドの熟れ具合が「今日！」って言っている
×
「花が咲かないように、いくらか茎を間引いたよ～♪」と夫が大根の茎を持ってきた
×
最近よく買って来てくれるサーモン、また冷蔵庫に入ってる
これらのブロックピースが落ちてくる感じに襲われながらの今日のランチ。
庭からのレタス３種の山盛りサラダにはアボカドと、軽くソテーしたマッシュルーム＆大根菜をのっけて、サーモン添え。
サーモンは、うちでの魚料理の定番、ガーリック×ディル×レモンジュースで味付けしたもの。
（ついでに、思い付きの"冷凍庫そうじ"がてらで、切って冷凍してケチケチ使っていたカボチャの残りをマッシュして、チーズとクミンを混ぜ込んだのを横に置いたけど・・・これは要らんかったかも。かぼちゃの甘さがここにはちょっと余計だった。）
いつも同じお皿で盛り付けも大雑把ながら、消費したいものは全部入ったので、テトリス４段一気に消せたような感じで気分はスッキリ♪
家籠りに併せ、夫の「おまかせショッピング」のおかげで、いま人生で一番「料理する」ことを考えながら生きている気がする。。。
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