たちまちWASABI

NYC郊外暮らしラプソディ~アートと自然と一緒に

大人に見えないものが見えると言うけど...

今の家に引っ越して来たのは、2年と数カ月前。息子が生後6ヶ月になる頃。
前の家では息子のベビーベッドを私達の寝室に置いていたけど、この家になって部屋数も増えたので、引っ越し以来彼は私達とは別室の『自分の部屋』で寝ている。

息子の就寝時には、彼を『自分の部屋』まで連れて行き、ベッドに横にならせてお布団をかけて、オヤスミを言うのが毎晩の流れ。
その流れの中に、私が息子を抱っこして少しお話をする場面があるのだけど、最近その場面で、彼が部屋のドアの先の廊下の方をじーっと見つめて「ダディはどこ?」ときいてくる。
「ダディはリビングにいるよ」と私は答えて、普段はそれで終わるのだけど、、、

今夜はその後もしばらく廊下の方を見つめたまま「・・・ダディじゃない。」と言った。

・・・・・。
何か見えてるのか!?

「さぁ,,, ベッドに入ろうかねぇ♪」と息子に言う私(それ以上は何も言わないでちょーだいと祈りながら)。

もう十分眠たかったのか、息子は何も言わずベッドに入り、いつものようにお布団をかけてオヤスミを言い、彼の部屋のドアを閉めた。

とりあえず、、、夫にこの話をしたところ、夫は「なんだろうね、興味深いね」と言いつつ、昨年亡くなった私の祖母(息子にとっては曾おばあちゃん)かもしれないね♪と。
そうか、それなら良いな♪と、何も見えもしない私だけど、夫のポジティブで優しい言葉になんとなく安心。

しかし追加で「廊下に赤外線カメラとEVPレコーダーをセットしておこうかな...」と言う夫。
そうだった、この人"ゴーストハンティング好き"だった。。。
昔の趣味の一つだったらしく、今はもうどこかにしまい込んでいるけど、うちにはハンティング用のそういうガジェットがあるんだった。。。

私「でも...おばあちゃんなら良いけど、万が一他のものを映したり録音しちゃったらイヤなんだけど...」
夫「そりゃー、わかんないよね。」
私「でも、ここに住んで2年以上だけど平穏無事だから、とりあえず悪いものじゃないのかもね!」
夫「分かんないよ~。最近やって来たのかもよ~♪」

人の不安を煽りながら楽しそうな夫なのである。

とりあえず、、、
息子を寝かせた後のお楽しみでグラスになみなみ注いだ安物ワインをグビッといき、つまみ兼デザートのチーズケーキを突っついて、気を紛らわす私。

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大人には見えないものが、子供には見えることがある...とよく言うけれど、どうなのだろう。
今思えば、「ダディじゃない」と言ったのも「ダディはドアのところじゃない」と言いたかったのかもしれないし・・・(←こじ付け?)何か見えていたのかどうか分からない。

でも、息子が怯えたり嫌がったりする様子じゃなかったから、見えてたとしても悪いもんじゃーないんだろうから(←これもこじ付け?)、やっぱり夫が初めに行ったように"おばあちゃんが見守りに来てくれている"ということにしておこう。それなら歓迎だ♪

と、言いながらも、私は明日からの彼の言動が、すでに気になっているのだけど。。。

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