たちまちWASABI

NYC郊外暮らしラプソディ~アートと自然と一緒に

見直した夫婦の会話時間

うちの夫、喋るシチュエーションになると、とてもよく喋ります。

多趣味のおかげか、話題の守備範囲も広いのでだいたいの会話はそつなくこなすことができ、興味ある分野になればいくらでも白熱させられるタイプ。
私達が付き合い始めた頃なんてお互いの興味に共通するトピックに花が咲き、24時間営業のダンキンドーナツでお客は私達だけ、深夜の従業員が床をモップ掛けする傍らで午前様まで喋っていたことも思い出のひとつ。
(いま思えばお互いシラフでよく朝方まで喋ってたもんだと思う...しかも、こんな私のヘタクソ英語を介して。)
 
しかしまぁ、結婚してお互い仕事もあり、さらに子供にも時間が必要になると、2人で話し込む機会も減るものです。
じっくり話すとか、他愛もないトピックで盛り上がるとか、あまりしなくなっていた気がします。
 
でもこのところ、昔のように朝方までとは言わないまでも、他の事は一旦停止して夫とランダムなことを話す時間を持つようにしています。
日によって30分~1時間くらいかなぁ... 
全部放ったらかして会話できるとなると、息子もベッドに入り家の事も一通り終わった夜にのんびり、というかんじで。
だいたい話すことといったら、色々起こってる世の中のことやら、夫が面白いと思う日本の文化のこととか。

昨夜も私は一杯のワイン片手に、ダークチョコレートをひとかけポリポリしながら。
話の始まりはアメリカの政治のことに始まり... 

ジェフ・ベゾス個人の資産が十数年後には"一兆円"に達するって話も
あるらしいよ~」
「会社じゃなくて個人で。凄いね~。コロナが痛くも痒くも、どころか追い風でまさに一人勝じゃん」
「(スマホでググって...)一兆って、イタリアの国の総資産より多い。いち個人がイタリア買えるだけの金を持ってるってことかー」
「日本はいくら?」
「5兆円弱だって」
「ジェフベゾス、ひとりで日本の1/5買えるんだ~」
「個人の資産が国の総資産を上回るって、さすが資本主義」
「それだけの資産の一部を寄付するだけでも、どれだけの人が飢えをしのげて、病院に行けて、住む場所を確保できることか...」
「でも、そんなにお金持っててどうするんだろ?何にそんなに使うの?って思う」
「凡人には想像つかんよね...」
 
結局、話は
「オレだったら、門から家が見えない、森をくぐって玄関にたどり着くような広-い庭の敷地に小さい家を建てて、そこで野菜作って暮らす♪ 郵便屋さんや宅配に来た人は、玄関遠くて嫌がりそうだけど~。」
という、凡人の域を出ない「たられば話」で取り留めないところに着地。

ワインもとっくに空になったので、就寝時間となりました。

ダイレクトな生産性は...ないかもしれない。
でも、夫婦でのこんな他愛もない会話の時間がお互いに心地よいのだから、それで良い♪
これでこの先長く仲良くいられるなら、一生に関わることなので、私にとっては十分に生産的。
こういう時間を見直せたのも、家籠りのおかげさまです。

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緑がセピアがかり始め。お盆だもんねぇ...


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