たちまちWASABI

NYC郊外暮らしラプソディ~アートと自然と一緒に

都市からの移住

コロナ禍で引き起こされた、ニューノーマルの考えや、"ウィズコロナ"の暮らし方から、日本でも都市から田舎・郊外・故郷などの「暮らしたい場所」への移住というものが、現実的かつ本格的になっていると見聞きしました。

こちらでも、コロナの影響でニューヨークシティから人が離れて、私が住む郊外のハドソンバレーエリアを含む別の地域に移住しているという話は、ロックダウン開始の頃から聞いています。

ただ、日本でも同じかもしれませんが、この都市部を離れる現象はコロナ以前にもすでにポツリポツリ始まっていたようですね。
街を離れて田舎で農業を!と移住するのもステキな生き方だと思いますし、そのような理由の人もいると思いますが、昨今はすでにリモートワークが普及した環境(たとえばITとかフリーランスライターなど)に身を置く人達の間でも、移住の準備と実行が少しずつ進んでいたと。

そんな流れの中で、こちらでは昨年までに既にニューヨークシティなどの都市部を離れ、南西部などの広大で暖かい気候の地や、自然が身近にある町などへ移り住んでいった若者も多くいるのだとか。

コロナは抜きにしても、たしかに、狭いアパートやルームシェアに払う高い家賃や、高い物価、インフラなどはアップデート整備がされないのに利用料ばかりが値上がりし、最低賃金やお給料の水準は据え置きで変わらないまま。。。
それなら、生活費が抑えられて空気もキレイで快適な町に引っ越そう、ましてやリモートやフリーランスでどこからでも働けるのならなお更、、、
となるのはとても納得いきます。

すでに街から外れた郊外暮らしの我が家でも、ずいぶん前にオレゴン州ポートランドなんかで暮らしたいねぇ、引っ越し考える?...なんて言っていたことがありました。
NYに比べると冬の寒さはマイルドそうだし、街にはキレイで便利そうな公共交通機関が整備されているようだし、家賃もこちらに比べると下がるし、街の文化もおもしろそうだし、、、日本までの距離も短くなるし、、、なんてことから。
しかし、我が家の場合は妄想の域のまま出産やなんだかんだで、結局は実現されぬままここに落ち着き今に至っています。
良さそうな、興味ある街が候補にあがれば検討の余地はありだと思っていますが。。。

もちろん、大都会のエネルギーを感じながらそこで生きるというのも、私はとってもカッコイイと思います♪
いつも遠く郊外から眺めるような立場ではありますが、NYCまたはそこに行ける距離を条件にして渡米の行先にここロックランド郡を選んだのにも、そんなNYCやそこで生きる人達のパワーや魅力に憧れて、というのが理由だったので。

とどのつまりは、いつも思うことですが、
こうして暮らしている人生も一度きり。
それなら可能な限り住む場所も選びたいもの。好きな場所や魅力があると思うところに住んで、理想の暮らしを求めて移動していくのも良いなぁと。
リモートワークの機会が増えた今、個人の生活にも重点を置くようになると、いままで「それはちょっと難しい」と思っていたことでも可能な選択肢になる事が増えてくるのでしょうね。

と、今朝はふとそんなことを考えていました。

今日もここ、NYC郊外ロックランドには大きな空が広がり、真夏らしい蒸し暑ーい日になりました。
日本も酷暑と聞いています。熱中症対策を十分にして、どうかご自愛くださいませ♪

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