例えば、
仕事のスランプから何かのきっかけで抜けた時とか、
繰り返し英語を使っていて、なんとなくでも自分の上達を感じられた時みたいに、
子供を見ていると、ある日ふと「あ、成長した」と実感する瞬間ってありますね。
と言うのも、今週あたりから、息子の想像力の豊かさがワンステージUPしたのを感じています。
これは、同じタイミングで夫も感じているので、たしかなことかと。
何がどうレベルアップしたのかを説明するのは難しいのですが、、、
これまでの想像力に追加して、言いたい事を表現できる語彙や文章力もひろがっているので、考えたものをこれまで以上に「言えるようになった」のがこちらに伝わり、豊かさが増したと映っているのかもしれません。
子供の想像力って大人に比べて自由で制限がないから面白いね...と、夫とも話していると、
「難解な絵画とか見せて見たら。面白いこと言うかもよ♪」と夫。
なので、やってみました。
以下、芸術作品を見た3歳1ヶ月の息子の解説です。
ニューヨークっ子ですので、近い将来に実物の鑑賞に行く事もあるかと思い、MoMA (The Museun of Modern Art)所蔵の名作でやってみました。https://www.moma.org/
作品の画像は各リンクから見てみてください。
『』が息子の解説です。※各作品の実際の解説とは別の、彼の自由な想像にもとづくものです☺
ダディも大好きな、ゴッホの代表作のひとつ
The Starry Night (Vincent Van Gogh)
『おぉ~♪ I like this☺ これはホタルだね。夜だよ!』
見た目が抽象的なポロックのこんな作品については...
One: Number 31 (Jackson Pollock)
『これは木だよ♪花が咲いてるの。白い花だよ。ほら、この白いところ、きれい♪』
彫刻は...
Human Concretion (Jean (Hans) Arp)
『ヘビだぁ!のんびり眠っているところ♪こわくないよ☺』
もういっちょ、シュレアルなオブジェ
Le Déjeuner en fourrure (Méret Oppenheim)
『パンケーキ♪... いや、違う。羽だね!これを使ってお掃除するよ。お鍋をキレイにする用の羽なの♪』
ついでに、MoMAではないけど、美術史を見ていくうえでは必ず出てくるコレも...
Fountain (Marcel Duchamp)
『トイレ!(←たしかに)マミーも使うよ(←マミーはこのタイプ使わないケド)、ダディも使うよ、ボクもここでピーピーするの好き♪』
個人的には、あの向きでしかも実際にはまだ見たことないはずの男性用小便器を即座にそれと分かったのが一番印象的でした。
でも、それ以外も、豊かな想像力で解説をしてくれた息子。
ポロックの絵で「木」を思い浮かべるのは、純粋で自由な発想の子供ならではでさすがです。
ポロックがキャンバスを目線よりも下の床に水平置きして描いたのを思うと、鳥や飛行機やドローンなんかが上空からとらえた、白い花が咲き乱れる森の「木」か...なんて母は思わされました。
この遊び、家で手軽にできて面白い♪
ミュージアムが再開したら実物を見せてあげたいのはやまやまだけど、このご時世にはうちで子供とできる良いアート鑑賞の機会になりますね。
大人にない発想をする子供の解説って、面白い刺激になります♪
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