少し前、ラジオ(ポッドキャスト)でも話したことがあるのですが、
1年前のちょうど今頃、その時はピンポイントで「読書」だったのですが、文化的な事や興味あることになかなか時間をさくことが出来ず、それを仕事や育児で忙しいことのせいにしていたことを、とある人達との会話の中で「あ...」と思い知ったことがありました。
あれから、1年。本は読んだのか?と聞かれれば、「えぇ、ボチボチ」な程度で(笑)、ドラマチックに改心したとは言えませんが、、、
最近、この本が面白いなと感じて読んでいます。
R帝国
(著者:中村文則)
細切れ隙間時間のうちから更にタイミングを選んでなので、本当にチビチビ...ですが、家で傍らに置いたり通勤カバンにも入れたりしながら、少しずつ楽しんでいます。
そう、「楽しんでいます」!
こういう"フィクション"の小説はもともとあまり読まないのですが、何がどうして、この話はドキドキしながら読んでる自分がいます。
面白い本だと、読書も楽しくなるというの、今更ながら「こういうことなのか~♪」と感じています。
世の中に星の数ほどある本の中からこの本を手に取ることになったきっかけというのも面白かったので紹介します。
ある日、夫から「これ聴いてみて!長いけど...」と届いたYouTubeのリンク。
Everything At The End Of Time - Stage 1-6 - The Caretaker
なになに..... 6時間!? こりゃ本当に長い。
このビデオ、それぞれ1時間程の音楽アルバム6つが続けて聴けるようになっています。
その6つというのが、アルツハイマー型認知症のステージなのだそうです。
認知症本人が物事をどのように捉えて認知しているか、どんな風な思考になっているのかを、脳に影響が出始めて症状が進行していく段階ごとに音楽で表現していると。
もう、それを知って私のアタマが釘付けになりました。「ナニゴトか!」と。
英語ですが、このビデオをすごく分かりやすく面白く解説してくれているものも見つけたのでこれも貼っておきます↓
このYouTuberも冒頭からさっそく言っていますが、そうなんですよ、とってもヘビーなんです。
そりゃそうです、アルツハイマー型認知症で崩れていく思考が音楽になった6時間。本当にヘビーです。
で、色々ググッてみたりしていて...
↓こういうのを読んでみたら、
マーク・フィッシャーがキーワードとなり、
などを経て、R帝国を手に取る事となりました。
もとは、夫がシェアしてくれた音楽へのリンクではじまった読書です。
音楽・文学・心理学・脳科学・社会学、
作品というものは、色んな要素が絡み合って出来上がっているものだと、つくづく実感します。
ポッドキャスト「WASABI BONBON RADIO」
日々の思いや他愛ない徒然話を喋っています。(前後しながら毎回10分間くらいの放送です。)
声でも聞いてやろうじゃないかと思って下さる方、↓↓↓リンクからどうぞ☺
Spotify: https://open.spotify.com/show/4uQh8dLCbMeksUlYfGtcDj
Apple Podcasts: https://podcasts.apple.com/us/podcast/wasabi-bonbon-radio/id1529453923
Anchor: https://anchor.fm/rockin-wasabi
..........................................................................
いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。
↓ ブログランキングへの参加を始めたので、ぜひ1クリックして応援をお願いします!