たちまちWASABI

NYC郊外暮らしラプソディ~アートと自然と一緒に

ホタルを追いかけて

今の仕事になって、帰宅は毎日午後7時くらい。
これから夕飯を済ませて片付けをして...としていると、もう夜なのであとは寝るだけのような時間になっちゃうのですが、

夏のありがたいことは、8時を過ぎてもまだ少し明るいということ。
秋に向かい始めた今でも、まだ真っ暗にはなっていないので、なんとなくまだ活動的な気分でいられます。

そんな夕飯後の時間、我が家では「ホタルを探す時間」が今年の夏4歳になった息子の日課の一つになりました。

ある日、夕飯後にふと見た窓の外にポワン...ポワン...と浮かび上がるホタルの光を見つけた息子。
「ホタルを見に庭に出たい!」
と、言いだしたのがきっかけでした。


以来、食後に窓から庭をチェックしては「外に出よう!」と、ウキウキで自分のサンダルを掴んで履き始めるようになった息子。
そして、庭をじっと見て浮かび上がるホタルの光を探しては追いかけ、、、という時間を過ごします。

そうこうしていると、そのうちホタルを素手で捕まえ始めた息子。
始めは捕まえる...というよりも、両手でガシッ!と挟んじゃって(笑)(ホタルさんごめんなさい...)
本人「とったどー!」状態でご満悦だったのですが...
それではどうも、"とった"後のホタルがつぶれちゃうの元気ななくなっちゃうことに気づき、夫から優しい捕獲の仕方を教わったようす。
今では上手に手ですくい、指で優しくホタルを持って触れるようになりました。

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動画は、ROCKIN' WASABI インスタで。

やっぱり、子供の目って良く見えてるんでしょうか...
暗くなってきた中で、動き回るうえにちっこいホタルを上手に見つけるので。
「あそこにいる!」「こっちにもいる!」と、目を凝らしては興奮して追いかけて捕まえて見せてくれるんです。

なんかね...なんてことないこんな時間に、胸がキューってしちゃうくらいのもの凄い幸せを感じます。

夏の夜、ホタルを一心不乱に追いかけて、小さい体をいっぱいにのばして空中のホタルを捕まえようとする息子を見ていると、映画『火垂の墓』を思い出してしまい、よけいに感傷的になってしまう私。。。

戦時中を生きて原爆を生き延びた祖父母といっしょに育った広島っ子の私なので、8月6日がやってくる頃はとくにそんな気分になるのかもしれません😌

こういう日常の時間を、普通に過ごせることが、本当にありがたいことだなと思います。




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