アメリカで起こっている暴動、
「今なお暴徒と化して街を破壊し盗みを行っているのは、もとの怒りとは関係の無い白人系が多いようだが...」
「黒人じゃない人達がこうして暴動を悪化させてるみたい」
「状況を悪化させておいて、あたかももとの抗議者（黒人系の人達）が酷い事してるよ～、みたいに見えるように仕向けてんじゃないか」
「静かに抗議していた黒人グループが、どこからか現われて破壊行為を繰り返す白人を止めようとしてたり...」
みたいな情報がどんどん出回ってきました。
（昨日長々と書いた妄想には「いつの間にか醤油顔社員がこの騒ぎに加わったようです。しかも、怒る理由がないはずの彼らの方が、更に会社を破壊しているようにも見受けられます。」みたいな続きを加えたい・・・）
ただ破壊行為を楽しみたいという精神に問題がある人達なのか、事態を悪化させてモトの抗議者達の印象を悪くしたいという動機の黒人差別者達なのか分かりませんが、このような状況の中で人の分断を煽るばかりの行為が続いているのが、残念な現状です。
そして、今日は朝からインスタグラムの画面に黒い四角がたくさん。
今日行われた"Blackout Tuesday"。
黒一色の画像を投稿して、人種差別反対への意思を表す、ということのようです。
アメリカ国外からの投稿もたくさんあり、「サポートする気持ちを表すのは良いことだな」と思いながら見ていた今朝。
ネット上では、現在の抗議活動に関する情報の投稿に、ハッシュタグ"blacklivesmatter"や"MLK"がつけられていて、必要とする人たちがこれらのハッシュタグを手掛かりに情報を見つけるので、それを邪魔しないよう黒い四角の投稿にはこれらのハッシュタグはつけないように！という説明も目にしました。納得です。
しかし、同時に「抗議活動をサポートすべく今日一日はSNSを離れて沈黙し、人種差別反対の意思を表明しよう」という説明付きのものもありました。
正直... 「え、じゃあブログ投稿やその他SNS投稿なんかも控えろってこと？何か投稿したら、反対を支持してないヤツに見られる？それイヤだなぁ... でも今日もブログは書きたいし...」と思った。
そんな話をポロリと夫にしたところ、「黒い四角で意思表明するのは良い事だと思うけど、何そのSNS沈黙って？それって、むしろ逆じゃん（笑）」と。
SNSは意見を言ったり情報交換ができる場なんだから、今は尚更沈黙なんてせず、共有したい情報などのために使う方がよほど人種差別反対サポートに有効ではないか、と。たしかに...。
そして、むしろ人の心理を逆手に取り、抗議デモが気に食わない人種差別支持者なんかが、自分達にとって不利な情報をSNS上で止めたいがために、装いで「沈黙で人種差別廃絶を支持しようよ！（＝沈黙しないなら支持者じゃないよねぇ～）」とそれらしいことを言って流し、人々を黙らせようとしているのかも、、、ね、とも。
なるほど...。で、「人種差別反対してないと思われたくないけど...」と考えている私みたいなのは、思う壺だ。
午後あたりになると、ただ黒い四角の投稿だけでなく、「沈黙だけでは意味がないから」「今朝の投稿に追加で」と、実際に抗議活動を支持するための情報が添えられた投稿も増えていた。
例えば、支援の募金先や、消費でサポートするために黒人経営のブランドリスト、または暴行が問題となった警察関連の抗議先電話番号や連絡先、など。
抗議活動に紛れる暴徒にしても、SNSムーブメントの趣旨をひっくり返すよう仕組んでくる人達にしても...
一つの物事の中には、色んな事が潜んでいるんだと感じた今日。
人のそういう発想力や行動力って、悪いように使われちゃう（やってる本人達は悪いなんて思ってないかもだけど）のがなんだかな・・・と思ってしまいます。
..........................................................................
いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。
↓ ブログランキングへの参加を始めたので、ぜひ１クリックして応援をお願いします！
