たちまちWASABI

NYC郊外暮らしラプソディ~アートと自然と一緒に

お盆の帰省

日本はこの週末からお盆連休が始まったのですね。
今年の始め、まだ寒い頃に新型コロナウイルスの混乱が始まり、事態が収まらないうちにもう真夏の一番暑い時期。
収束/終息してモトに戻るではなく、新しい生活スタイル"ニューノーマル"がどんどん進んで定着していくんだな...と感じています。

今週は日本のニュースで、コロナ禍の中での「お盆の帰省をしますか?控えますか?」という点が取り上げられているのを見ました。
こんな時期なので、どうするべきなのか?また、自分の思いと帰省先(実家)の思いがかみ合わず気まずいが、どうしたらよいか?というような内容が、ちょっとした「アナタはどうしますか?」という街灯インタビューでの街の声と併せてレポートされていました。

それを見て私が直観的に思ったことが2つ。

1つは、こういう「みんなはどうするのだろう?あなたはどうする?他の人(家族)との意見が合わなくて困る」という内容にニュース番組が時間を割くのはとても日本っぽい現象だという印象。これは日本の外に住んでいるので気づくようになったことです。
例えばアメリカでは... 「みんなどうしますか?」よりも、個人が判断して各々が思うように行動することが多いと感じます。たぶん、テレビでもこういうレポートはしない。
個人で考えて判断するというのは良くも悪くも。
人それぞれが個々の状況に合わせて考えて判断し、最良の方法で行動するなら良いのだけど、中には全く周りを考慮せず責任も伴わないで自分勝手に行動する(マスク拒否とか大勢でパーティやっちゃうとか...)極端な方々もいるので。。。
ニュースのレポートは「周りのことを思いやり気を配る」日本の社会の良いところ(出来ない人は日本にもいると思いますが)を反映しているなぁ、と感じました。でも、「周りはどうするんだろ?」の雰囲気ばかりではなく、自分で考えて判断するのも大切だな...とも思いつつ。

2つ目は、この状況下なので帰省することを選択して実行した人が、頭ごなしに責めたてられるというような事が無ければ良いな、ということです。
こんな時期なので不用意に旅行・移動するのはどうかと思います。ただ、多くの人が「今年のお盆は大事をとって帰省を控える」雰囲気であるように見えるものの、中には様々な事情で帰省しなければならない、または今しかチャンスがない、ような人もいるのだと思います。
そういう個々の事情や、状況と移動の必要性を考慮して可能な限りの対策をして実行している事などを理解せず、ただ単に「こんな時に旅行なんて!」と移動する事を選択した人をただ攻めるような事が無ければいいなと... ふと思いました。


実際に休暇が始まりいかがでしょうか?
上に書いた2つのことは、最近のニュースを見て直観で私が「ふむ...」と感じたことです。

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お盆休みの無いアメリカでは、これから一週間もいつもと同じ日々です。
私もいつもと同じように家籠り。家でやれることをやっています。

うちの場合は、実家への帰省と言っても遠いので...頻繁に帰る感覚はもともとありませんが、それでも時々「今度はいつ日本に行けるかなぁ...」とこのコロナ禍で思うことがあります。
まだしばらくは日本に行けそうにないですねぇ...。でも、ニューノーマルの帰省旅行ができるようになる日を楽しみにこちらでの日々を過ごしているところです。
 

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