たちまちWASABI

NYC郊外暮らしラプソディ~アートと自然と一緒に

ベアマウンテンの、ローカル自然派動物園

再び快晴の先週末。

気候が良いのもあるけれど、秋口という季節は「寒くなる前に行っておこう」という衝動にどうも駆られて、出かけたくなる。

きっと、長ぁーくて寒いニューヨークの冬を前に、今のうちに!な気分になるのだと思う。

 

そんなわけで、我が家もバケーションシーズンの「夏」よりもアクティブなのではないかと思うくらいあちこちお出かけ。しばらく週末は予定がいっぱいなのです。

 

さて、やってきましたベアマウンテン♪

f:id:RockinWasabi:20191002114205j:plain

後ろに見えるのがベアマウンテン


先週末は、ちょうどオクトーバーフェストも始まりました。
各種イベントが開催され、ハイキングも楽しめて、ファミリーアクティビティスポットでもあるこの州立公園のベアマウンテンに、実は動物園「Trailside Museum & Zoo」があるんです。

f:id:RockinWasabi:20191003100050j:plain

 

規模は小さいけれど、州立公園の一部として設置されており、入場料はドネーション制(任意)です。

 

動物園内は、森の中を行くハイキングコースのようになっており、その途中ところどころで動物が見られるようになっています。

歩道の途中には、そこに生息している木や植物、このあたりの地質に関するトリビアが書かれたプレートが設置されており、目の前の自然に関する「へぇ~」な情報を得ながら先へ進むことができるのです。

f:id:RockinWasabi:20191002114156j:plain

f:id:RockinWasabi:20191002114213j:plain

 

ここで見られるのは、このベアマウンテンエリアに生息している動物達。
そしてそれらの多くが、保護されケアを受けている動物達です。

保護の理由は、車両との交通事故での負傷、親を亡くして孤児となった、など。それぞれの動物を紹介するプレートに、保護の理由も記載されています。

f:id:RockinWasabi:20191002114301j:plain

例えばこちらの白頭鷲・・・

f:id:RockinWasabi:20191002114225j:plain

実は翼の負傷で保護されているのだそう。

 

動物園内には爬虫類館もあります。

ヘビ、トカゲのほか、カエルや魚達も、みんなこのエリアで暮らす種。

目の前の水槽で、間近で見られるからか、息子も興味津々に見入っていました。

f:id:RockinWasabi:20191002114327j:plain
 

クマ、キツネ、フクロウ、ヤマアラシ七面鳥(←住宅地にもいるけど)、カモ、白鳥など…の動物が見られます。

f:id:RockinWasabi:20191002114149j:plain

f:id:RockinWasabi:20191002114309j:plain

池にコインを投げ入れないでという注意書きの意味で書かれたメッセージ、シャレがきいてる♪



そしてアメリカっぽい(?)コヨーテもこのあたりに生息する動物。
毛並みがふさふさの犬のようで見るのは良い、かっこいいコヨーテだけど、遭遇するとやられること間違いなし。遠くから眺めさせてもらう。

f:id:RockinWasabi:20191002114240j:plain
 

ケガや病気で保護された動物達が多いので、中には動きがぎこちなかったり、羽や毛並みが不自然なものもいます。

豪華な動物園ではないけど、普段はなかなか目にしないながらも同じ地域で暮らす動物達や自然を知ることができる良い施設です♪

 

 

動物園のあとは、ホテルや駐車場に向かう途中のHessian Lakeの湖畔でピクニックランチ。

初秋の週末のお昼時は、ボートに乗ったりバーベキューをしたり、アウトドアのお誕生日会を開いたり…と、たくさんの人で賑わっていました。

f:id:RockinWasabi:20191002114219j:plain
 

鮮やかな赤色に染まるまではもう少しかかりそうだけど、山の木々は黄色がかり、紅葉がぼちぼちと始まっていました♪秋だね。

f:id:RockinWasabi:20191002114234j:plain