たちまちWASABI

NYC郊外暮らしラプソディ~アートと自然と一緒に

消費のしかたを考えさせられている

アメリカ食肉加工最大手のタイソンフーズが、新型コロナウィルスの影響で無期限の工場閉鎖とそれによる供給不足の可能性を発表したらしい。

jp.reuters.com

www.cnn.com
先日のブログで、食料品店の精肉コーナーにお肉商品が再び並んでいたと書いたけど、タイソンフーズのこのニュースでまた人々は肉の買い込みに走るのだろうか。。。

我が家はベジタリアンではないものの、毎日お肉が必要な食生活ではない。
私達夫婦も息子も、お豆腐製品が大好きだし、日本に比べれば種類と鮮度は劣るがお魚も食べている。

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今うちにあるのがたまたまハウス食品製品だったけど、一般スーパーでも、スーパーのオリジナルブランド、拘りオーガニックブランドやスモールビジネスブランドなど、多種多様な大豆・お豆腐製品が手に入る

そのため、タイソンフーズの供給不足自体を直接の一大事と感じていないし、正直なところ最大手というこのブランド名を聞いても「うち、ここの製品買ったことあったっけ?」と思う。
もしかすると、そんな我が家でも時々買うお肉に、その品不足のしわ寄せがくるのかな...と思っているくらい。

ただそれよりも、お肉になる予定で育てられた動物達の処分が気になる。。。
農家にとっての出荷先=工場が閉鎖さされるので、育った動物を受け入れてくれる先が無くなる、今のところ無期限で。
先日も別のニュースで、スーパーに並ぶ家庭用の卵は品切れが相次ぎ値上がりをする反面、レストランや学校用の卵は行先が無くたくさんの鶏が殺処分されたというのを聞いた。
タイソンフーズの件でも工場閉鎖となると、これからどんどん動物達が「要らないから」と殺されてしまうのだろうか...心が痛い。

今回はお肉に関することなので動物の処分の話だけど、野菜や果物などの植物性のものの場合だって同じだと思う。
大量生産大量消費が資本主義には一番良いのかもしれないけど...
購買促進のための魅力的なお店作りで、(コロナ以前の通常のとき)スーパーには常に豊富に品物が並び、消費者の目にもそれが当たり前になっているけど、そのぶん出るだろう売れ残りの処分品も多いだろうな...もったいないなぁ...といつも感じる。

買い物に行って、食材の一つ二つが品切れでも物によっては他の食材での代用や、また今度買おう、という選択肢が可能なこともあるはず。
入手可能なものの中から自分達が消費するのに要る分だけを買い、どの食材にも感謝してムダにすることなく食べきる。このコロナを経験する中で、もっと今後はそんな消費の仕方を心がけたいと思うようになった。

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