今日は息子がお昼寝中に、七夕飾りを準備しました。
趣味で"折り紙ジュエリー"を作っているので、我が家には折り紙・和紙は常備でございます。
かれこれもう5年前の今頃のこと。
私の両親が日本から遊びに来てくれたとき、七夕飾りと笹(プラスティック製)と台座がセットになった『七夕キット』なるものを持参してくれました。
そんな嵩張るものをせっかく持って来てもらったので、その時の笹とセットの台座をなんだかんだで毎年リサイクルして使っています。
折り紙で作った飾りに糸をつけて、
お昼寝が終わった息子も参加して、飾りをぶら下げて...
この七夕の文化をはじめて夫に紹介した時、飾り付けられた笹を見て「ジャパニーズ クリスマスね♪」と言った彼。
素材や季節は違えど、木(笹)に飾りつけするって意味では、たしかに共通点はあるのか.... と、私には無い彼の西洋的な視点を面白く思ったものです。
それに併せて夫は、「クリスマスツリーはキリスト教のイベント(クリスマス)の定番になっているけど、もともとはキリスト教徒よりも先にpagan=異教徒(キリスト教に対しての異教徒という意味で、非キリスト教者)が自然の木を神聖なものとして崇めていて、以降そのような木を飾り付始めたことが起源。それをキリスト教徒も行うようになり、今では"クリスマスツリー"はキリスト教の慣習というイメージが強くなったんだ」と教えてくれました。
このpaganのお祭りは"Yule"と呼ばれ、その年の狩猟を祝い感謝し、目前の冬を無事に越せるようにと、ちょうどクリスマスの頃に向かえる冬至に行われます。
自然に感謝し、枯れることのない常緑針葉樹のモミの木やそのリースの飾りつけていた事が、キリスト教のクリスマスにも用いられるようになったそうです。
遠く離れたヨーロッパの木を飾り付ける風習、日本の笹を飾り付ける風習、場所は違っても自然(七夕の場合は星も?)を祭って祈りを込めるという人間の行動には共通するものがありますね。
季節が真逆、真夏に季節外れのクリスマスの話になりましたが...
(南半球のクリスマスって、こんなかんじで暑い中でやることなんですね。)
話を戻して我が家の七夕。
「ジャパニーズクリスマスツリー♪」と言いながら息子も手伝ってくれた飾り付けを終え、あとはお願い事を書いた短冊を吊るして明日を迎えます。
飾りと短冊は明日お庭で燃やし、プラスティックの笹はまた来年リサイクルです。
これからも健康で幸せな暮らしをおくれますように。
日本での大雨災害も気になっています。危険な地域の皆さんが早めに対策・避難をされて、どうか被害が広がらず一人でも多くの方が無事であることを祈っています。
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