たちまちWASABI

NYC郊外暮らしラプソディ~アートと自然と一緒に

害虫・国勢調査・薬物乱用、広告も現実的

まだ9月だというのに、気温が1桁台(℃)まで下がった今朝に着ていた上着を脱いで、夕方前の日がさす電車で「日中はまだ暖かいねぇ~」と、ちょっとだけボォ~っとしながらの帰路についていたときのこと。。。

目の前に見えた車内の広告3枚。

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左はしのやつ:
Spotted lanternflyという害虫を見かけたら注意!みんなで撲滅させようぞ!
というような、呼びかけの広告。
もともとはこの辺りにいるべき虫ではないそうだけど、どこかからやって来たのが住みついてしまい、植物をダメにしてしまう全く歓迎されない虫らしいです。
デザインのかんじから、見つけたら即座に踏みつぶして退治しちゃって良いということかしら?なかなか、目に飛び込むインパクトあるビジュアルの広告。
連絡先ホットラインの電話番号とEメールアドレスも書かれています。


右はしのやつ:
2020年国勢調査の提出を呼びかける広告。
医療サービス&公共のサービスがもっと充実して欲しい?じゃあ、記入(提出)してね!と。
国勢調査の回答って今年4月じゃなかったっけ...?思い過ごしかな?
たしかに、いまだに回答提出を呼びかける広告を見聞きするし、実際我が家にも提出していない世帯を回る係員がやって来てきたこと(同じアパート敷地内にある別世帯を探していたらしい。因みにうちは回答済み。)も数回あるし... コロナが重なったからか、まだまだ提出していないご家庭がたくさんあるのかと思わされます。


真ん中奥のほうのやつ:
非常に強力な麻薬、オピオイドの乱用ストップを呼びかける広告。
中毒性が高く、またそうなるまでに時間を要さないと言われるオピウム系の薬物の乱用の拡大が、実はアメリカで何年も問題になっているのだそうです。
他の薬物のように個人の使用で中毒になる場合もあるけれど、病院でオピオイドを含む鎮痛剤を処方されて医療ケアとしての使用を終えた時には薬への中毒になっており、オピオイドを欲するようになってしまったパターンや、処方された鎮痛剤が自宅に残っていたのを子供が見つけて服用してしまい、子供が中毒になるというケースもあるそうです。


どれもNJ州政府の広告なのもあり、おかたい見た目。
以前はこういう電車広告スペースに、コンサートのお知らせや、洋服やドレスを販売するサイトの広告とか、展覧会やファミリーイベントの広告なんかもあったけど...
今は現実的なというか、公共への切実なお知らせ事の広告が並びます。
イベントも少ないし、経済悪化で企業は広告費削減もしているのでしょう。こんなところにもコロナの影響か...と思いながら眺めていました。


そして、こうして改めて見るうちに、日本の広告だったらどんなの貼られているかな...
なんて想像し、記憶を辿りながら暖かい車内で考えておりました。
しばらくアメリカに住んでみて気づいた、日本の広告のことを今日のポッドキャストで徒然話しています。
よろしかったら聞いてみてください。
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