たちまちWASABI

NYC郊外暮らしラプソディ~アートと自然と一緒に

車社会よのぉ...と思いながらトボトボ

ニューヨークシティは地下鉄もバスもたくさん走っているので、日本の市街地の感覚と同じような公共交通機関を利用した生活に難は無いと思います。
(サービス・インフラの質やタイプの違いは別として...)

西海岸の主要都市、たとえばロサンゼルスやサンフランシスコやなんかも、公共交通機関が充実しているイメージを持っています。

何年も前だけど、シアトルに行った時に乗ったバスや電車は、キレイで快適な印象でした。

我が家があるのはニューヨークシティ郊外。マンハッタンから車で45分くらい。
まだまだ"都市部"に属する場所ではあるけど、ここまで来たら「車社会」の比重がグンとアップし、公共交通機関は最低限のレベルになります。
バスは1時間に1本とか、夜は19時台に最終便とか、週末運行無しとか、そういうレベルの。

そうなると、自ずと歩行する人の姿も減ります、自家用車がメインになるから。

なので、
道には歩道が無いところが多い(←どうせ歩く人いないじゃん、の車社会目線)
信号は押しボタン式(←要らん時は信号変えるな、の車社会目線)
片側4車線の大きい交差点の横断歩道の青信号でも15秒と短いので小走り必須(←知ったこっちゃない、の車社会目線)

まぁね... ”第一村人”みたいなもんで、人が歩いていると「あ、歩いてる人いる」って思っちゃうくらい歩行者がいないから、完全マイノリティーなので仕方ないのかもですが。。。

でもさ、歩行者であり公共交通機関を利用する者の、虫の音のような微かな願いをきいてもらいたい....

"バス停まわり、雪かきしてください。"

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写真左上のほう、鉄の棒が刺さってるのは、バス停の看板。
歩道と車道は雪かきされてキレイなんだけど、その間に掻いて寄せられた膝くらいまで埋まっちゃう高さの雪のヤマ。
歩道側にいたのではヤマに阻まれてバスに乗り込めないので、こうして車道側でバスを待つのですよ。
18ウィーラーのでっかいトラックとか来るとドキドキするし、早朝や夕方の暗い時間は危なっかしい。

時々見かけるのが、そんな雪のヤマのてっぺんから底の方めがけて長く垂直についた足跡。
歩道側でバスを待ったがために、来たバスに乗るためヤマ越えをした者の頑張りが深い足跡の記録となって残っています。

歩道を雪かきしてくれた人もきっと車社会のマジョリティー側の人なんでしょう。ここにバス停があることなんて知らないし、バス停の看板なんて気にも留めないのだと思います。

でも、そんな肩身の狭~い交通マイノリティーにも、見方はいるのです。それは、バスの運転手さん達。
バス停にとまっても、乗客が降りた先にはヤマがあり停留所や歩道まで辿り着くのが困難なことを分かってくれているので、少し手前や少し先のヤマが無いスポットやヤマが小さめな場所を見つけて停車してくれます。
また、雪が溶けてきたり雨が降ったりすると大きく水がたまる場所もあるので、「お、ちょっと待っとけ、その先に停まるから」なんて言いながら水たまりを避けた場所で下車させてくれたりもします。

こちらのバス、スケジュール通りに走ってないし、予告や注意なく運休便になったり、急にルートを変えたりするので、普段から文句はたくさんありますが...
悪天候や積雪時の、こういう小さいイレギュラー対応はありがたいと感じます。



・・・て、もしかして、普段があまりに酷いから、小さい「いいね」が輝いて見えるって作戦か?


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